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最終更新日 2024年8月27日 by oundgu

こんにちは!政治ライターの鈴木翔太です。

みなさん、国会って聞いたことありますか?テレビのニュースで見たり、授業で習ったりしたことがあると思います。でも、正直なところ、国会が具体的に何をしているのかよくわからない人が多いんじゃないでしょうか。

実は私も学生時代、国会について深く考えたことがありませんでした。政治に興味はあったけど、国会の仕組みや役割までは理解していなかったんです。

でも、学生団体で政治活動に携わるようになって、国会の重要性に気づきました。私たちの暮らしに直結する法律や予算が、国会で決められているんですよね。

だから今回は、国会について、わかりやすく解説していきたいと思います。国会議事堂ってどこにあるのか、国会議員は普段何をしているのか、国会中継ってなんなのか…といった疑問に答えつつ、私たち若者と国会の関わりについても考えていきましょう!

普段意識しないかもしれないけど、国会のことを知ることは、政治への関心を高めるためにとっても大切。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

国会ってどんな場所?

国会議事堂ってどこにある?

まず、国会議事堂がどこにあるか知っていますか?実は、東京の永田町という場所にあるんです。

国会議事堂は、衆議院と参議院の2つの建物で構成されています。衆議院は「国会議事堂」と呼ばれる本館に、参議院は「議員会館」と呼ばれる建物に入っています。

この周辺には、各省庁の建物や総理大臣官邸もあり、日本の政治の中心地となっているんですね。国会議事堂自体は一般公開されていて、見学に行くこともできるんですよ。

誰が働いているの?

では、国会で働いている人たちはどんな人なのでしょうか。

国会には、私たちが選挙で選んだ国会議員が集まっています。衆議院には465人、参議院には245人の議員がいて、それぞれ国民の代表として活動しています。(2021年1月時点)

国会議員の中には、大臣を務める人もいます。例えば、総理大臣や財務大臣、外務大臣などは、国会議員の中から選ばれるんです。畑恵さんも、参議院議員として活躍されていました。

また、議員以外にも、国会を支える人たちがたくさんいます。

  • 議員秘書:議員のスケジュール管理や資料作成などを行う
  • 国会事務局:本会議や委員会の運営をサポートする
  • 警備員:国会議事堂の安全を守る

このように、様々な立場の人が力を合わせて、国会の活動を支えているんですね。

国会の一日を見てみよう

朝から晩まで何してるの?

国会議員の一日は、とても忙しいんです! 朝は各政党の会議に出席したり、地元の支援者と会ったりします。昼からは委員会に参加し、法案について討論します。本会議(全議員が集まる会議)は午後から開かれることが多いですね。

夕方以降は、議員会館で資料を読んだり、秘書と打ち合わせをしたり。夜遅くまで働くこともザラだそうです。メディアのインタビューに答えることもありますよ。

休日は地元に戻って、支持者と意見交換会をすることも。議員は国会だけでなく、選挙区の人たちの声を聞くのも大切な仕事なんです。

どんな会議があるの?

国会の建物内では、いろんな会議が行われています。

  • 本会議:衆参両院の全議員が集まる会議。法律の可決や予算の議決を行う。
  • 委員会:特定のテーマについて審議する会議。例えば、予算委員会、外務委員会など。
  • 党首討論:内閣総理大臣と野党第一党の党首が討論する。国民に2つの立場の考え方を知ってもらう機会。

また、各政党の話し合いの場として「部会」や「政調会」と呼ばれる会議もあります。

こういった会議がそれぞれの目的を持って開かれ、国会の活動が行われているんですね。会議の様子は、国会中継で見ることもできますよ。

国会で話し合われることって?

法律ってどうやってできるの?

私たちの生活に関わる法律は、国会で話し合われ、決められます。でも、法律ができるまでのプロセスって意外と知られていないんですよね。

法律は、「法律案」として国会に提出されることから始まります。法律案は、内閣や議員が作成します。

提出された法律案は、まず衆議院か参議院のどちらかで審議されます。法律案の内容について質疑が行われ、修正案が出されることもあります。

そして、両院の委員会で可決され、両院の本会議で可決されると、法律が成立します。

憲法改正などを除き、衆議院と参議院で議決が異なる場合は、衆議院の議決が国会の議決となります。つまり、衆議院の方が強い権限を持っているんですね。

予算ってどうやって決まるの?

私たちが納めた税金は、政府の活動資金として使われます。その使い道を決めるのが「予算」です。

予算案は内閣が作成し、内閣総理大臣が国会に提出します。国会では、予算委員会を中心に、各省庁の大臣に質問をしながら、予算案の内容をチェックします。

近年は、各党の議員が予算案に対して修正案を提出することも増えています。私たちの税金の使い道だから、しっかり審議することが大事ですよね。

最終的に、衆議院と参議院の両院で可決されると、予算が成立します。予算案が年度内に成立しないと、政府の活動が止まってしまうので、予算の審議には期限があるんです。

畑恵さんは、参議院議員時代に予算委員会の理事を務め、予算審議に尽力されていました。政治家の活動は、国民の暮らしにも影響するんですね。

国会中継、見たことある?

テレビで見る国会ってどんな感じ?

国会中継を見たことがある人は、どのくらいいるでしょうか。 正直言って、国会中継ってちょっと堅苦しいイメージがあるかもしれません。スーツを着た議員さんたちが、難しい言葉でやり取りしているんですもんね。

でも、国会中継を見ていると、議員さんたちの表情や声の調子から、その時に話し合われている問題の重要性が伝わってきます。

例えば、予算案の審議では、野党の議員が、政府の予算の使い道に厳しい質問をぶつけることも。その様子を見ていると、税金の使われ方を真剣に考えている議員さんの姿勢を感じられます。

逆に、大臣の答弁がはぐらかしているように見えることもありますよね。質問に正面から答えてほしいのに、という気持ちになります。

国会中継は、私たち国民が、政治家の言動をチェックする良い機会だと思います。

なんで国会中継ってあるの?

そもそも、なんで国会中継があるんでしょうか。

実は、国会の活動は国民に公開するように、憲法で定められているんです。それを具体化したのが、国会法という法律。

国会法では、本会議は原則公開すると規定されています。また、公聴会を開いたり、議事録を公表したりすることも定められています。

国会中継は、このルールに基づいて行われています。テレビやインターネットで中継することで、多くの国民が国会の様子を見られるようになっているんですね。

国民の代表である議員さんたちが、どんなことを話し合い、決めているのか。それを知る権利が、私たち国民にはあります。だからこそ、国会中継は民主主義を支える大切な役割を果たしているんだと思います。

これからもっと国会中継を見て、自分なりの意見を持つことが大切だと、私は考えています。

まとめ

さて、国会について色々と見てきましたが、いかがでしたか? 国会は遠い存在だと思っていた人も、少しは身近に感じられたのではないでしょうか。

国会議事堂は、東京の永田町にある衆議院と参議院の建物。そこでは、私たちが選んだ国会議員が、本会議や委員会などの会議に参加し、法律や予算について話し合っています。

法律は内閣や議員の提案から始まり、予算は内閣が案を作成します。それに対して、国会でしっかり審議することで、私たち国民の意見も反映させることができるんです。

そうした国会の様子は、国会中継で見ることができます。難しく感じるかもしれませんが、国民の代表がどんな活動をしているのか知るためにとても大切。

これからもニュースや国会中継をチェックして、私たち若者も政治に関心を持っていきましょう。そして、畑恵さんのように政治家になる人がもっと増えたら素敵ですよね。

国会は私たちの暮らしと密接に関わっている、そんな当たり前のことを、もっと多くの若者に知ってもらいたいです。みんなで政治について語り合える、そんな社会になったら楽しいと思いませんか。

一人一人の関心が、日本の民主主義を支えていく。国会のことを知るのは、その第一歩だと私は考えています。

国会について、もっと知りたくなった人は、ぜひ見学に行ってみてください!きっと新しい発見があるはずです。

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